もやもやエンジニア

IT系のネタで思ったことや技術系のネタを備忘録的に綴っていきます。フロント率高め。

Titanium Mobileで個人アプリをリリースしてみた結果

2月にリリースしたアプリについてダウンロード数とか利益とか振り返ってみました。
個人で作っている・作ろうとしている人の参考になれば。

こんなん作った

◎アプリ名
新刊カレンダー(iOSのみ) 2013/2/12リリース 現在 ver 2.0.1
https://itunes.apple.com/jp/app/xin-kankarenda/id595392934?mt=8

◎カテゴリ
無料 Book

◎内容
自分の好きな漫画の新刊発売日をカレンダー形式で表示するアプリ。発売日情報はAmazonAPIを叩いて取得してます。

◎開発環境
Mac Book Pro + Titanium Mobile
言語はTiなんでjavascriptのみ。ローカルDBへのアクセスはSQLite3。
作った当時はAlloyは正式版ではなかったので、シングルトンを意識しつつクラシックなスタイルで開発。

◎開発期間
2ヶ月くらい(個人開発なんで業務外時間のみ)

ダウンロード数

2月 3月 4月 5月 6月7日現在
1,266 1,132 1,972 1,966 454

合計:6,790

うーん、多いのか少ないのかイマイチわかりませんが、ストア内のランキング的には
本・無料カテゴリ内で150位〜250位を行ったり来たりしている感じです。
レビューサイトに何個かレビュー依頼出して掲載してもらっていますが、確実に効果があったのはこちらのサイトに掲載された時です。
http://web.meet-i.com/
確か一日300ダウンロードくらいされてランキングも30位台まで急浮上したかと思います。

4月に数が増えているのは恐らくver1.0から2.0へのアップデートをした際、アプリの名前を変更したからと推測できます。前はなんとなく漫画を管理するアプリかなーという意味合いでComicManagerという名前だったのですが、機能を分かりやすく把握できるように新刊カレンダーに変更しました。
個人で新規に作る場合のアプリ名は頭をひねってかっこいい名前を考えるより、分かりやすさ重視の方が目にとまりやすいのでよいのかもしれません。

収益

2月 3月 4月 5月 6月7日現在
$23.99 $15.79+¥1,096 ¥5,632 ¥8,748 ¥2,815


アプリのマネタイズは広告モデルです。毎月、一定回数使ってくれるアプリなので、売り切りよりは広告の方が長い目で見ればよいだろうという判断で広告収入がメインです。

$表記と¥表記が混じっているのは当初admobを使っていたのですが、eCPMが恐ろしく低い+同じ広告しか表示されないという状態だったので早々にnendに切り替えました。admobはgoogle先生の一味なので収益が$表示になっとるのです。

表を見れば一目瞭然なのですが、どう考えてもnendの方がいけてます。当初、admobを選んだ理由はTitanium用のモジュールが公開されていて組み込みやすいからという理由だったのですが、調べたらnendもTitanium用のモジュールは公開していないけど、問い合わせれば頂けるという話だったので、すぐにアカウント作って問い合わせました。おそらく、海外向けも含めたアプリであれば、また話も違ってくると思うのですが、国内向けだとadmobの選択肢は無いと思います。

雑記

本来であればXcodeObjective-Cで作るところをTitaniumで作ったのは片手間でサラッと何か作りたいなーという思いからなのですが、良かった点悪かった点はあると思います。

◎良かった点
javascriptで書ける、ネイティブアプリと遜色ない動きを実現出来る。Web屋である程度知識があれば抵抗無く書けると思います(多分)
◎悪かった点
・マルチデバイス対応だからAndroid版もコード共有できるよ!という触れ込みだったものの、実際にはそれなりに分岐が発生するので、iOSAndroidを一つのプロジェクトでやるのはしんどそう。
まー別で作ったらダブルメンテせにゃならんので、それはそれでどうなんよという話ですけど。
・多少もっさり。ゲームとか作ったら差が顕著になるような気がします。

ちなみに勉強で読んだ本。現行SDKとのバージョンに差異がありますが参考になります。

JavaScriptとTitaniumではじめる iPhone/Androidアプリプログラミング 【Titanium Mobile SDK 2.1 & Titanium Studio 2.1 対応】

JavaScriptとTitaniumではじめる iPhone/Androidアプリプログラミング 【Titanium Mobile SDK 2.1 & Titanium Studio 2.1 対応】

後、個人で開発するにあたり、コードは書けてもアイコン画像やアプリ内で使う画像が自分で作れん!という人は多いと思うのですが、僕は今回wishscopeを使ってデザイナーさんを募集してみました。結果、デザイン仕事の相場は分かりませんが、アイコン画像とスプラッシュスクリーンを3000円で発注できました。
今は個人のスキルを切り売りするサービスが出てきているので、上手く活用するとよいと思います

次はUnityも触ってみたい!ということで7月くらいにやる初心者向けのセミナーに登録してみました。
一緒に勉強しようぜという人募集中 ( ^ω^)

※続編書きました
http://rei19.hatenablog.com/entry/2013/11/12/233110